【2019年8月4日実施】第2回公認心理師国家試験の概要

第2回公認心理師国家試験が2019年8月4日(日)に実施されることが公示されました。第1回と比べて試験日が約1か月早まることになります。

2019年2月13日(水)に公示された官報に、第2回公認心理師国家試験の施行について書かれています。

官報を参考にして、第2回公認心理師国家試験の試験日、試験地、合格発表日などをお伝えします。

第2回公認心理師国家試験

公認心理師国家試験は年1回以上行われることになっており、第1回試験は2018年9月9日に実施されました。

第2回試験については、2019年2月13日(水)に公示された官報で公表されています。

試験日

2019年8月4日(日)

試験時間

午前
10:00~12:00(120分)
弱視等受験者(1.3倍):10:00~12:40(160分)
点字等受験者(1.5倍):10:00~13:00(180分)

午後
13:30~15:30(120分)
弱視等受験者(1.3倍):13:50~16:30(160分)
点字等受験者(1.5倍):15:50~16:50(180分)

試験範囲

公認心理師として具有すべき知識及び技能

2019年3月20日に第2回公認心理師国家試験の出題基準・ブループリントが公表されました。

試験地

  • 北海道
  • 宮城県
  • 東京都
  • 愛知県
  • 大阪府
  • 岡山県
  • 福岡県

試験の方法

  1. 筆記(障害のある人は申請することで、点字問題・拡大文字問題。チェック式による解答用紙等による試験、時間延長等の必要な配慮を受けられる)
  2. 出題形式は五肢または四肢択一を基本とする多肢選択形式

受験資格

  1. 学部・大学院で公認心理師になるために必要な科目を修めて大学院を修了した者(Aルート)
  2. 学部で公認心理師になるために必要な科目を修めて卒業し、認定施設で2年以上の実務に従事した者(Bルート)
  3. 文部科学大臣・厚生労働大臣が1、2と同等の知識・技法を有すると認定した者(Cルート)
  4. 2017年9月15日より前に大学院で公認心理師になるために必要な科目を修めて修了した者(D1ルート)
  5. 2017年9月15日より前に大学院に入学し、2017年9月15日以降に公認心理師になるために必要な科目を修めて修了した者(D2ルート)
  6. 2017年9月15日より前に学部に入学して公認心理師になるために必要な科目を修めて卒業し、2017年9月15日以降に大学院で公認心理師になるために必要な科目を修めて修了した者(Eルート)
  7. 2017年9月15日より前に学部に入学して公認心理師になるための科目を修め、認定施設で2年以上の実務に従事した者(Fルート)
  8. 2017年9月15日時点で現任者であり、公認心理師現任者講習会を受講し、実務を5年以上行った者(Gルート)

受験資格については「公認心理師になるには?資格取得までのルートを解説!」に書いてあります。

受験に関する書類等の受付期間、提出先、提出方法

受付期間:2019年4月17日(木)~5月17日(金)

提出先:日本心理研修センターの指定する提出先

提出方法:簡易書留郵便(2019年5月17日(金)消印有効

受験手数料

28,700円

合格発表

合格発表日:2019年9月13日(金)午後

発表方法

  • 厚生労働省・日本心理研修センターに合格者の受験番号を掲示
  • 日本心理研修センターのホームページ上に合格者の受験番号を掲載
  • 2019年9月13日(金)に公認心理師試験合格証明書を投函

その他

  • 試験の詳細は「受験の手引」を参照
  • 配慮を希望する場合は、受験申込書類とは別に2019年4月17日(水)~5月17日(金)までの間に申請書類を提出(消印有効)

受験の手引

2019年3月1日(金)から第2回公認心理師国家試験の「受験の手引」の請求が始まりました。

試験について(日本心理研修センター)

「受験の手引」の請求方法

受験の手引を請求する方法は3通りあります。

  • インターネット申込みによる請求方法
  • 郵送による請求
  • 直接受取

インターネット申込みによる請求方法

インターネット申込みではクレジット決済、コンビニ決済が選択できます。コンビニ決済の場合は、入金確認後の発送となります。

発送は2019年3月中旬以降です。

インターネット申込みをする場合、日本心理研修センターのサイトにある「試験について」の「6受験申込手続(「受験の手引」請求方法)のリンクから請求してください。

1部配送手数料は700円です。

郵送による請求

郵送による請求の申込期間は2019年3月4日(月)以降となっています。

必要なものとポイントは次の通りです。

  • 返信用封筒
  • 請求用紙
  • 簡易書留で郵送

返信用封筒(角2(縦33cm×横24cm、A4版の手引が折らずに入るもの)に、住所氏名を記入し、250円切手を貼付してください。手引1部につき、返信用封筒が1つ必要になります(2部請求する場合は、返信用封筒が2つ必要)。

請求用紙には、請求者の連絡先(住所、氏名、日中に連絡のつく電話番号)を明記してください。

返信用封筒と請求用紙を簡易書留で日本心理研修センターに郵送することで、「受験の手引」を請求することができます。

インターネット以外の請求方法(日本心理研修センター)

直接受取

日本心理研修センター所在地10階エレベーター前に「受験の手引」一式が設置されます。

受取期間
2019年3月13日(水)~5月17日(金)、平日10:00~17:00

受け取れるのは1人1部となっています。

「受験の手引」請求申込期間

2019年3月1日(金)~5月7日(火)

直接受取
2019年3月13日(水)~5月17日(金):平日10:00~17:00

まとめ

  • 試験日:2019年8月4日(日)
  • 合格発表:2019年9月13日(金)
  • 受験申込期間:2019年4月17日(木)~5月17日(金)
  • 受験料:28,700円
  • 試験地:北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、岡山県、福岡県
  • 「受験の手引」請求期間:2019年3月1日(金)~5月7日(火)(直接受取は5月17日まで)

インターネット官報(平成31年2月13日)


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