公認心理師の職能団体として、公認心理師の会があります。公認心理師として活動していく上で職能団体は重要な存在と言えます。
公認心理師の会がどのような職能団体かを見ていきましょう。
公認心理師の会
公認心理師の会は公認心理師誕生に合わせて設立された職能団体です。公認心理師であれば誰でも入会することができます。
会員になると受けられるサービス
https://cpp-network.com/joining.html
- 会員ニューズレターの送付
- 研修会・事例検討会等の参加費優遇措置
- 各種情報や案内の送付
- 診療報酬化や上位専門資格(予定)についての最新情報の提供
公認心理師の会は上位専門資格の認定を予定しています。公認心理師の会の上位専門資格を取りたい場合は、入会が必要になると思われます。
2019年2月6日時点で、会員向けの賠償責任保険等の記述はありません。
公認心理師の会の活動
公認心理師の会の活動内容は次のようなものです(「設立趣意書」からの引用)。
- 科学者-実践家モデルにもとづく研修会・事例検討会
- 実習指導員の育成
- 診療報酬化に向けた活動
- 公認心理師のネットワークのプラットホーム
- 出版・広報
- 上位専門資格の資格認定
入会資格
公認心理師
入会金
なし
年会費
5,000円(年度は4月1日~翌年3月31)
※発足初年度の会費は、2018年11月30日~2020年3月31日までの会費に充当
入会手続き
「公認心理師の会 会員マイページ」から個人情報を登録し、画面に表示されるログインIDをメモするなどします。
次に、Eメールまたは郵便で、公認心理師であることを証明する書類を公認心理師の会に提出します。提出書類は次の3点です。
- 証明書類:合格者氏名が書かれた合格通知のコピーなど
- 申請者氏名
- ログインID(個人情報登録後に表示される、ゼロから始まる数字8桁)
証明書類を提出すると、公認心理師の会から仮登録承認のメールが届きます。メールに記載されたURLからマイページにログインして、年度会費を支払います。
年度会費の納入で入会手続きが完了し、正会員として登録されます。
後援団体
公認心理師の会の設立は次の団体の後援を受けています(「設立趣意書」からの引用)。
- 公益社団法人日本心理学会
- 公認心理師養成大学教員連絡協議会