2022年8月26日(金)、第5回公認心理師国家試験の合格発表がありました。
第5回公認心理師国家試験
第5回公認心理師国家試験は2022年(令和4年)7月17日(日)に行われました。
現任者向けの経過措置(いわゆるGルート)は第5回の試験で終了となります。
第5回公認心理師国家試験の合格発表
第5回公認心理師国家試験の合格発表は2022年8月26日の14時に行われました。その時間に確認した人や、仕事が終わってから確認した人、郵送物を待つ人など、いろいろな人がいると思います。
どれくらいの人が国家試験を受け、どれくらいの人が受かったのでしょうか?
日本心理研修センターによる第1回公認心理師国家試験の合格発表については、「【令和4年8月26日14時】第5回公認心理師試験(令和4年7月17日実施)合格発表」から確認できます。
受験者数
33,296人
合格者数
16,084人
合格率
48.3%
第5回公認心理師国家試験の合格基準と正答
合格基準については、日本心理研修センターから「第5回公認心理師試験(令和4年7月17日実施)の合格基準及び正答について (PDFファイル)」が公表されています。
合格基準は次の条件を満たした者です。
総得点230点に対して、得点135点以上の者(総得点の60%程度を基準とし、問題の難易度で補正した。配点は一般問題が1問1点、事例問題が1問3点である。)。
第5回公認心理師試験(令和4年7月17日実施分)の合格基準及び正答について
問題の難易度で補正されているということですが、230点中135点以上で合格ということです。
合格基準と合わせて正答も公開されています。正答の根拠は示されませんでしたが、気になる問題の正答を確認することはできます。
試験問題の取扱いの訂正について
2022年7月17日(日)に実施された第5回公認心理師国家試験には、取り扱いが訂正された試験問題があります。
2022年8月26日(金)時点で1問です。
2022年8月26日公表分
2022年8月26日の合格発表と同時に公表された取扱いが訂正された試験問題は以下の1問です。
問29;移植医療に関する問題
- 取扱い:全員を正解として採点する
- 理由:設問が不十分で正解が得られないため
合格発表後の流れ
第5回公認心理師国家試験の結果通知は2022年(令和4年)8月26日(金)に簡易書留で投函されます。
合格者には「合格証書」と「登録申請書類」が郵送されます。不合格者にはその旨が通知されます。
合格者は、登録申請書類等に従って登録をすることになります。登録されて公認心理師になれるということです。
もし2022年8月31日(水)まで結果が届かない場合のみ、日本心理研修センターに問い合わせてください。メールでの問い合わせとなっています。
結果通知書投函から受け取りまでの流れ(PDFファイル):日本心理研修センター
登録には登録免許税15,000円と登録手数料7,200円が必要になります。合計で22,200円ですが、資格を得られると思えば負担感は多少軽減されるかもしれません。
公認心理師資格の登録については「【公認心理師】資格の登録手続きってどうなっているの?」に書いてあります。