2019年1月31日(木)に第1回公認心理師国家試験の追加試験の合格発表が行われました。2018年9月9日の試験と合わせて、第1回試験の合格者が決定しました。
追加試験の合格発表について詳しく見ていきましょう。
第1回公認心理師国家試験追加試験
第1回公認心理師国家試験は2018年9月9日(日)に実施されましたが、北海道胆振東部地震の影響で北海道会場での試験が延期となりました。
北海道会場で受験を予定していた受験者等に対して2018年12月16日(日)に追加試験が実施されました。
第1回公認心理師国家試験追加試験の合格発表
第1回公認心理師国家試験の追加試験の合格発表は2019年1月31日(木)14時に行われました。
追加試験の受験者数や合格者数はどうなっているのでしょうか?
日本心理研修センターによる第1回公認心理師国家試験の追加試験の合格発表については「【平成31年1月31日14時】第1回公認心理師試験(平成30年12月16日実施分)合格発表」から確認できます。
第1回公認心理師国家試験(9/9実施)の合格発表については、「第1回公認心理師国家試験の合格発表!」に書いてあります。
受験者数
1,083人
合格者数
698人
合格率
64.5%
第1回公認心理師国家試験全体について
2018年9月9日に行われた試験と2018年12月16日行われた追加試験を合計した受験者数、合格者数、合格率は次の通りです。
総受験者数
36,103人
総合格者数
28,574人
合格率
79.1%
第1回公認心理師国家試験追加試験の合格基準と正答
合格基準については、日本心理研修センターから「第1回公認心理師試験(平成30年12月16日実施分)の合格基準及び正答について」が公表されています。
合格基準は次の条件を満たした者です。
総得点230点に対し、得点138点以上の者(総得点の60%程度を基準とし、問題の難易度で補正した。配点は一般問題が1問1点、事例問題が1問3点である。)
第1回公認心理師試験(平成30年12月16日実施分)の合格基準及び正答について
ただし、参考資料のとおり、問題の一部を採点対象から除外された受験者にあっては、総得点229点に対し、特定138点以上の者。
問題の難易度で補正されているということですが、230点中138点以上で合格ということです。
試験問題の取扱いの訂正について
2018年12月16日(日)に実施された第1回公認心理師国家試験には、取り扱いが訂正された試験問題があります。
2018年1月31日公表分
2019年1月31日の合格発表と同時に公表された取扱いが訂正された試験問題は1問です。
合格発表後の流れ
第1回公認心理師国家試験の結果は、すべての受験者に対して簡易書留で郵送されます。
合格者には「公認心理師試験合格証書」、「公認心理師試験結果通知書」、登録申請書類等が郵送されます。
不合格者には、「公認心理師試験結果通知書」だけが郵送されます。
合格者は、登録申請を行い、登録されて公認心理師と名乗れるようになります。
公認心理師資格の登録については「【公認心理師】資格の登録手続きってどうなっているの?」に書いてあります。
【平成31年1月31日14時】第1回公認心理師試験(平成30年12月16日実施分)合格発表