公認心理師国家試験の試験対策として心理学分野の知識を覚えるためには、心理学検定のテキストである『心理学検定基本キーワード改訂版』が役に立ちます。
純粋に心理学に関する知識を幅広く知るという意味でも、活躍してくれるテキストと言えます。
それでは、『心理学検定基本キーワード改訂版』について見ていきましょう。
心理学検定基本キーワード改訂版の目次
『心理学検定基本キーワード改訂版』の目次は次のようになっています。
第1章 原理・研究法・歴史
『心理学検定基本キーワード改訂版』
第2章 学習・認知・知覚
第3章 発達・教育
第4章 社会・感情・性格
第5章 臨床・障害
第6章 神経・生理
第7章 統計・測定・評価
第8章 産業・組織
第9章 健康・福祉
第10章 犯罪・非行
心理学の幅広い分野が『心理学検定基本キーワード改訂版』には含まれています。
『心理学検定基本キーワード改訂版』は心理学検定の各科目がそれぞれ1つの章にまとまっています。心理学検定の科目は「原理・研究法・歴史」などです。
各章は、「心理学の科学的方法論」(第1章)、「明るさとコントラストの知覚」(第2章)というようにテーマごとに説明がなされています。その説明の中で、キーワードが太字になっています。
目次からはわかりませんが、法律や制度についても書かれているため、関係行政論の勉強としても使うことができます。
心理学分野に特化したテキストとして、右に出るものはいない存在と言えるかもしれません。
心理学検定基本キーワード改訂版の使い方
『心理学検定基本キーワード改訂版』は公認心理師国家試験の心理学分野に特化した試験対策として役に立ちます。完璧に覚えることができれば、心理学分野は十分かもしれません。
内容としてはかなり高度な(細かい)ところまで書かれているので、公認心理師国家試験の試験対策として必要ないことも含まれている可能性もあります。
ただ、公認心理師は心理学を基礎とする資格であるため、心理学の知識をしっかりと身につけるという意味で重要なテキストと言えます。
心理学の知識を覚えていくこと、理解していくことを意識して、『心理学検定基本キーワード改訂版』を読んでいくことをオススメします。
コンパクトにまとめてあるため、より詳しい説明を知りたくなることもあると思います。そのときは、他の専門書などを使って、必要な知識を得ていくといいでしょう。
試験までに時間的な余裕がある場合は、『心理学検定基本キーワード改訂版』を使って徹底的に勉強するといいと思います。
勉強時間を取るのが大変だったり、試験まであまり時間がなかったりする場合は、『心理学検定基本キーワード改訂版』を使わない方がいいかもしれません。
試験対策以外のことを考えれば、心理学の幅広い知識を手に入れるために役に立つテキストなので、手元に置いておくといいと思います。